多汗症で悩む人が年々増えています。
このホームページに来てくださった多くの方が、汗が多く出てしまうことに悩んでいます。自分が不快と思うほどに汗が出てしまうのは本当に嫌なものです。
多汗症とは
多汗症という言葉を聞く機会が増えていますが、実際に「多汗症とは」、どのような言葉の定義があるのでしょうか。
Wikipediaで、多汗症について調べてみました。
『多汗症(たかんしょう)とは、緊張・不安などのストレスから交感神経が狂い、体温上昇とは関係なく汗が過剰に放出される疾患である。(悲しい時に涙が分泌されることと同じである。) 頭部・手・脇に多く見られる。』
引用: Wikipediaの多汗症解説
Wikipediaの多汗症の説明は、かなり簡単に書かれていますね。医学的な内容を、もう少し詳しく知りたいので、さらにリサーチしてみました。
すると多汗症は、「全身性多汗症」と「局所性多汗症」に大別されることがわかりました。
全身性多汗症の人は、全身から大量の汗をかきます。局所性多汗症の人は、手のひら、わき、顔などの身体の一部から多くの汗が出ます。まずは、自分がどちらのタイプであるかを知っておくことが大切です。
あなたはどちらのタイプでしょうか?
多汗症の人の汗が出る量
どの程度の汗が出ると多汗症というのでしょうか。
多汗症の一つの症状である、掌(てのひら)に汗をかく量について、3つに分類して説明します。
・手掌多汗症のレベル1とは
掌に軽く湿り気を感じる程度です。見ただけではわかりにくいですが、掌に触ると汗をかいているのがわかります。ストレスが原因であることが多く、軽度の多汗症と考えられます。
・手掌多汗症のレベル2とは
水滴が見てわかるほど掌に発汗している状態です。掌が濡れていることがはっきりとわかるほどなので、仕事に支障をきたす場合もあります。そのことがさらに精神的な不安定をもたらし発汗を増やしてしまうケースもあります。
・手掌多汗症のレベル3とは
このレベルになると、掌から水滴がしたたり落ちるほどで、重度の多汗症と考えられます。仕事ばかりではなく、普段の生活でも差し支える機会が増え、医師による治療が必要です。
多汗症を改善するには、自分がどのタイプの多汗症であるか、そしてどのレベルの多汗症であるかを、十分に認識してから対処する必要があります。
日ごろから不快に感じ、多汗症を改善したいと思っているのでしたら、多汗症のレベルが上がらないうちに、この機会に専門医にご相談することをお薦めします。
あなたの多汗症が改善しますように!